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2017年01月10日
©VisitBritain / Eric Nathan
さて、今回もIELTSの各コンポーネントについての評価基準や、それをふまえたヒントや学習方法を、かわいいイラストと共にシェアしているビデオを紹介します。
今回はスピーキング・テストの評価基準4つのうちの2つ目『語彙力』についてです。
Improve English for the IELTS Speaking test: Lexical Resource(Youtube, 3:41)
語彙力について評価されるのは、その幅広さはもちろん、その語彙を効果的に使うことが出来ているかが重要です。そのためにも、ビデオでも紹介されていたポイントを改めておさらいしましょう。
●Collocation
自然な英語に聞こえるように、一緒に使うべき単語を組み合わせることができているか。
例えば、電話を掛けるという時に「a phone call」と共に使われる単語は「do」ではなくて「make」です。
●Connotation
その単語が持つニュアンスを正しく理解しているか。
例えば、「あまり動かない人」について話すときに「lazy」とするか、「inactive」とするか、「laid-back」とするかでニュアンスが変わってきます。そのニュアンスを理解したうえで使えているかどうかが試されます。
●Less common vocabulary
あまり一般的でない単語も会話の中で使うことができるかどうか。
以上をふまえると、単語の覚え方も変わってきますよね。
ビデオでは、おすすめの学習方法も紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
そして語彙が増えてきたら、とにかくその単語を使うチャンスをつくること!
ぜひ様々な事柄について英語で話す練習をしておきましょう。
ただ、たとえその時に正しい単語が見つからなくても諦めず、何を言いたいかを説明する練習にしましょう。それはparaphrasingといい、実際にスピーキング・テストでは加点の対象になる、英語でのコミュニケーションを取るうえで欠かせない能力のひとつです。
IELTS受験の目的は、留学や移住などで英語力の証明として必要だからという方が多数だと思いますが、このIELTS対策の勉強は、そのまま海外での生活で必要な生きた英語を使える能力につながっていきます。
ということは、毎日しているあれやこれ、ああいう人やこういう人を、英語ではどういう表現を使うのかに興味をもち、自分の日常生活を少しずつ英語で置き換えていくと、必要な単語や表現にもつながっていくということです。
ぜひ、IELTSで目標のスコアをとることが、その先の海外生活がより楽しくなることにつながるということをふまえて、身につく勉強をしていきましょう。
次回も引き続きスピーキング・テストの評価基準についてですが、今度は文法についてのビデオです。ぜひお楽しみに!
待てないという方はぜひ、ブリティッシュ・カウンシルのサイトでご覧になってみてください。
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