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2014年02月12日

【IELTS受験のヒント】第13回 リスニング試験に不可欠な2つの力

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第13回 リスニング試験に不可欠な2つの力

 

皆さん、こんにちは。

 

13回目となる今回はリスニング試験対策の重要なポイントをお話ししましょう。

BBCを一生懸命聞いてディクテーションしたり、シャドーイングしたりと努力しているけれどもスコアアップに苦しんでいる方から、

 

「どうすればリスニングのスコアが上がりますか?」

 

と頻繁に質問を受けます。

 

まず、結論から申しましょう。

 

リスニング試験は、純粋にリスニング力を試している訳ではないということです。

 

英語がすらすらと聞こえるリスニング力を高めることはもちろん必要ですが、

それだけでスコアアップを目指すとき、他の要素も考慮しなければならないのです。

 

確かに、リスニング力を高めるためにはディクテーションやシャドーイングは効果的です。

簡単なものからでも良いので、これらはしっかりと継続していくことをお勧め致します。

 

リスニング試験でのスコアアップを目指したときに、考慮しなければならない要素があると述べましたが、

 

それは、「設問や選択肢を読む」ということなのです。

 

リスニング試験では問題文を読み、理解しなければなりませんが、意外とこの「読む」という作業がスコアアップの邪魔をしていることが多いのです。

 

私たちの集中力を100%としたら、ディクテーションやシャドーイングをしている間はその集中力のほぼ100%が

「聞くこと」に向けられていると言えます。

 

しかし、問題文を読みながら英語を聞かなければならない場合、集中力が「聞くこと」と「読むこと」に分散してしまいます。

 

すると、ディクテーションやシャドーイングをしている時と比べると、当然ながら聞こえなくなってしまいます。

 

 

私たちの日常である、日本語の世界で考えてみても同じことが言えます。

 

本や新聞を読んでいる時に誰かに話しかけられても、何を言われたのかが分からず、

 

「今、何か言った?」

 

と返事した経験はありませんか。

 

人の話をきちんと聞く為にはしっかりと聞くことに集中する。

 

これは何も英語の世界だけではなく、日本語の世界でも全く同じなのです。

 

ましてや英語を聞くことの方が私たちにとっては難しいのですから、

聞くことに集中することは言うまでもなく大切なのですね。

 

この問題を解消するために、

 

設問や選択肢を素早く読み、正しく理解するトレーニングも忘れずに取り組みましょう。

 

例えば前回の内容と繋がりますが、空所補充ならば、どんな品詞や言葉が必要なのかを素早く、適格に把握することが重要です。

 

そのためには英文の要点を素早く把握するスピードが必要となってくることは間違いないでしょう。

 

IELTSの問題集だけではなく、色んな英語試験のリスニング試験の設問や選択肢を使ってトレーニングをしても効果的です。

 

そして聞きながら読まなくても良い状態を作り、聞くことに集中できると、リスニング力本来の力を発揮することが可能になります。

 

リスニング試験で結果を出すために、「聞く練習」と並行して、「読む練習」にも積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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1984年生まれ。同志社大学経済学部卒業後イギリス留学を決意。苦手科目であった英語を克服し、ケンブリッジ大学大学院へ。ケンブリッジ大学では心理学を専攻し「知能」と「モチベーション」の研究をテーマに修士課程を修了。ケンブリッジ大学に入学した2007年からIELTS講師として活躍。これまでに1,000を超える日本人を指導し、京都に設立した教室には遠方からも受講生が集う。2013年7月22日には日本人が最も苦手としているライティング試験に特化した『IELTSライティング完全攻略』(明日香出版社)を出版。

 

 

 

 

 

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