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2014年05月28日

【IELTS受験のヒント】第20回 音読はIELTSのスコアアップに有効か?

IELTS_preparation

 

第20回 音読はIELTSのスコアアップに有効か?

 

皆さん、こんにちは。

 

「IELTSでスコアアップするために音読は効果ありますか?」

と尋ねられることがあります。

結論から言うと、音読はとても効果のある英語学習法の1つです。

私たちが国語の授業などを通して音読をして、日本語を習得する過程においても音読は不可欠でした。英語の場合も同じです。

 

ただ、いざ英語学習者の方に音読をやってもらうと「それでは効果がないだろうなぁ」と思うことが多々あります。特に棒読みは効果がありません。

 

まず、なぜ音読をするのか。つまり音読することがゴールなのではなくて、音読を通して何を得るのかを明確に意識しながら音読したいものです。

音読はリーディング、リスニング、ライティング、リスニングの全ての技能において効果を発揮します。

模範となるようなネイティブの音声を聞いて、それをマネることで効果が上がります。

 

マネよう、と思うと「聞く」必要があります。聞く時に重要なのはどんなリズムで、どんな抑揚で、どんな音を出しているかという3点です。その上で意味を把握します。

 

文字だけを単純に追っていくならば簡単ですが、しっかりとこれらの点を意識しながら聞こうとすることは簡単ではないのです。

 

簡単なものから始めればいいと思いますが、この聞くということがある程度しっかりできている上で、それをマネして音読します。まるでモノマネをするかのような感覚です。

 

そうすると、どこで息継ぎがされていて、どこに小さな間合いがあって、どこを強調して・・・等と言った、ネイティブの英語のリズム、抑揚、発音に近いものを手に入れることができます。

 

そしてなんと言っても真剣に音読をすると慣れない間は口の周りが疲れます。日本語を話すときに使う筋肉と、英語を話す時に使う筋肉は違うので疲れます。

逆から考えると、口周りの筋肉が疲れている間は音読や英語を話す機会が少な過ぎるのかもしれません。

 

ただ、できる限りスピードを落とさず音読していくことで、リーディングにおいては読むスピードの向上や解釈のスピードの向上が見込めますし、リスニングにおいては聞く力の向上や聞いた英文の解釈のスピードも向上します。

 

スピーキングにおいては発音がよくなるだけではなく、英文の型も身につくので英文作成能力の向上などの効果が期待できます。ライティングに置いても、英文を作る作業のスピードが上がります。

 

だからこそ棒読みでは効果が期待できないのです。ただ単純に読めばいいということではなくて、きちんとトレーニングをすればかなりの効果が見込めるので軽視できません。

 

音読のトレーニングブックなども書店で手に入るので取り組んでみてはいかがでしょうか。音読は思うほど簡単なものではなく奥深いものなので、トレーニングする目的とその練習方法を明確にしてから取り組んでみましょう。

 

IELTSの総合的なスコアアップにも欠かせないトレーニング法の1つだと思います。

 

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<IELTSブログ編集部より>

British Councilのサイトで音読の練習問題があります。今回のコラムを読んだ後、挑戦してみましょう!

http://esol.britishcouncil.org/build-your-speaking-skills/reading-directions-aloud

 

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1984年生まれ。同志社大学経済学部卒業後イギリス留学を決意。苦手科目であった英語を克服し、ケンブリッジ大学大学院へ。ケンブリッジ大学では心理学を専攻し「知能」と「モチベーション」の研究をテーマに修士課程を修了。ケンブリッジ大学に入学した2007年からIELTS講師として活躍。これまでに1,000を超える日本人を指導し、京都に設立した教室には遠方からも受講生が集う。2013年7月22日には日本人が最も苦手としているライティング試験に特化した『IELTSライティング完全攻略』(明日香出版社)を出版。

 

 

 

 

 

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