IELTSのなかでも特徴的なのがスピーキング試験。
面接官と1対1で11-14分間、英語でコミュニケーションすることになります。
スピーキング試験は3つのパートから成り立っていますが、
多くの受験者にとって、パート2が大きな関門になっているようです。
トピックが与えられて、それについて約2分間スピーチしなければならないのです。
語数にすると目安は200ワードくらいで、ハイスコアを取る人ならば250語くらい話します。
つまり、ライティング試験のTask1より、ちょっと多いくらいの分量のスピーチをするわけです。
パート2が始まると、まず鉛筆をメモ用紙、そしてトピックが書かれたカードが手渡されます。そしてスピーチを準備する時間として1分間が与えられるのです。
その1分間をうまく使って、2分間のスピーチの構成を考えます。
試験の緊張感を考えると、まさに「あっ」と言う間の時間に感じることでしょう。
このときに考えたいことは、話をどのように展開して2分間のスピーチにするか、です。
例えば、
Describe a city you would like to live in.
You should say:
where this city is
what the city is famous for
what part of the city you would like to live in,
and explain why you would like to live there.
のように、カードには話のテーマを表す「トピック」と、
それに関連した4つの項目がwhere、what、 whyなどの疑問詞を使って書かれています。
特に一番最後の項目はwhyなど比較的話を広げやすいものが書かれていることが多いようです。
例えば、whyは理由を問うものですよね。
理由を3つ考えて、それぞれについて詳しく説明すればかなり話は展開しやすくなるはずです。
理由は3つあります、と話して、1つめは、2つめは・・・と具体的に話を組み立てていけば、話を展開しやすくなって、話に詰まるリスクを下げることにつながるでしょう。
パート2だけに限らず、スピーキング試験は全体を通して、答えを展開する必要があります。
スピーキング試験を通して、「なぜ、そう思うのか」といった理由を述べて話を展開することは不可欠な要素だといえるのです。
ですから、パート2の準備時間には、whyで話す3つの理由を挙げられないかどうかを考えてみましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブログの感想、IELTS対策で取り上げてほしい
テーマなどのリクエストはこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Copyright © 2018 British Council. All Rights Reserved.